普段ほとんど使われる事のない「小会議室a」。
その薄く埃のつもった机の上にマサムネはいた。
引きちぎられたYシャツ。拘束された華奢な両腕。
長い足は限界まで広げられ、秘部には小型ローターが入れられている。
「弱」にあわせられたそれの振動は、けして快感の絶頂へといざなうものではなく、
ただただマサムネを焦らし、欲求をいたずらにくすぐるだけのものであった。
「くっ・・」もどかしい快感に息を殺す。こんな格好でこんな場所に、一体どれ
くらいいるのだろう。
何時間にも感じれば一瞬にも感じる。
そう。ナミのマサムネへの「放置プレイ」。マサムネは悔しいほど感じていた。
もちろんマサムネの高いプライドはそんなことを認めていなかったが、体の一部分
だけは意思に反してしっかりと反応している。
「気分はどう?」突如ドアが開きナミがはいってきた。
「貴様っ・・!」激しい怒りのこもった視線が向けられる。
しかしナミは気にしない。
視線にこもっている感情が怒りだけでないことを知っているから。
膨張したマサムネのものを一瞥しクスリと笑う。
赤くなった耳のそばで囁く。
「いかせて欲しい・・?」
沈黙がそれに答えていることは重々承知している。
しかしナミは「プライドの高いマサムネがけしていえるはずがない台詞」を待って
いるのだ。もう一度質問を繰り返そうと顔をマサムネの顔に近づける。口を開きか
けたそのとき、マサムネの唇がナミの唇に重なった。
それで充分だった。
ナミはゆっくりと目を閉じ、マサムネの口内に舌を這わせた。
舌と舌が絡み合う。唾液が混じる。
クチュクチュと淫靡な音だけが響いた。
「かわいいマサムネ・・」
存分にマサムネを味わったあと、爆発寸前のマサムネの陰部を、ナミはゆっくり
と口に含んだ。(続く?)